ご挨拶

  • 高木金次

    公益財団法人日本チャリティ協会 会長

  •  コロナ感染による世界恐慌の中、2020パラアートTOKYO展が充実盛大に開催できますことは感無量であり、感謝の念で一杯でございます。
     協会50余年の事業の中でも、35年にわたる障がい者アートの育成・推進は、白眉と考えているものです。特に2009年東京五輪招致を支援する目的でスタートした、アジアを中心としする国際交流展は賢明な機会であり、以後今回まで10年にわたり6回のパラアートTOKYO国際交流展は、立派に成熟し、国際交流の目的を果たし、本展は36の国と地域から選考した260余点をそろえ展示いたしました。しかし今日までのこの事業の道程は、決して生易しいものでなく国それぞれ事情が異なり情報入手も困難でしたが、関係各方面の熱意と協力により目的を達成すことが出来、感激しております。
     どうぞ各国の作者の多彩な才能と努力をおくみ取り頂き絶大なご支援とともに本展が障がい者アートの国際交流のレガシーとしての役割を果たしたことを評価くださいますことをお願い申し上げます。
     なお、結びにあたり多年ににわたりご支援くださいました主催・後援の東京都と豊島区および厚生労働省、外務省、文化庁、各国大使館並び関係団体の各位にたいし厚くお礼申し上げるとともに出品下さった各国の作者の健康とさらなる精進とご多幸を心から祈念し、併せて障がい者アートの国際交流が一段と発展しますことを期待し、ご挨拶といたします。

  • 小池百合子

    東京都知事

  •  「2020パラアートTOKYO」第7回国際交流展の開催を心よりお祝い申し上げます。
     芸術は、国境や人種、障がいの有無などを越え、人々の心に直接働きかけ、響いていく表現手段です。障がいのある方々が、芸術を通じて優れた才能を開花させ、発揮されることは、自己実現と社会参加につながるとても意義深いことでございます。
     今年も本交流展には、国内はもとより中国、韓国など海外から多くの作品が寄せられました。また、今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を踏まえ、会場に来られない方も、特設サイトのバーチャルギャラリーにて全作品が鑑賞できる取組を新たに開始されたと伺いました。髙木会長をはじめ公益財団法人日本チャリティ協会と関係者の皆様の御配慮と御尽力に、深く敬意を表します。
     御覧になる皆様にはぜひ、豊かな感性に触れ、作品に込められたメッセージと作者の大きな可能性を感じていただければと思います。
     都は、見えざるウイルスとの長い闘いを見据え、「新しい日常」の定着に都民の皆様の御協力をいただきながら、感染拡大防止に万全を期してまいります。また、来年のオリンピック・パラリンピックについても、安全・安心が確保された大会を目指します。そしてこの大会を契機に、すべての人がいきいきと生活し、活躍できる「ダイバーシティ・東京」の実現に向け、様々な取組を加速してまいります。
     結びに、本交流展の御成功と出展された皆様の今後益々の御活躍を祈念するとともに、都民・国民の皆様の、障がいのある方々の文化・芸術活動に対する理解が一層深まり、障がいのある方々の多様な社会参加がさらに進むことを願い、挨拶といたします。